とっさに嘘をついてしまう癖がある方へ~嘘つきをやめる3つの方法~

2021年4月27日

皆さんは嘘をつくことがあるでしょうか?

お酒が好きじゃないのに好きですと言ってしまったり、全く仕事が終わってないのに「順調です」と言ってしまったり…

嘘をついてしまう方は、周囲の気を引いたり、自分を守る為についやってしまうことが多いでしょう。

私も自分に自信が無くて周囲の注目を集めるために嘘をついてしまうことが本当に良くありました。

けれど、嘘をつくことでその場は取り繕っても、最終的には周囲の人から信頼を失い、自己嫌悪に陥って最悪の結果になってしまいます。

そこで、今回は

・嘘をついてしまう方

・話を盛りすぎて事実とかけ離れてしまう方

嘘をつかなくするための方法を3つご紹介します。

こちらの記事では過去の私の行いを客観的に見て、内省を行っていただきたく書いた記事になるので、ご参考にして下さい。

https://ty-service.net/2021/11/11/post-2605/

嘘をついてしまう理由

嘘をつくのには大きく分けて5つの理由があります。

自分を守るための嘘

自分が怒られたり、非難をされて傷つくことを防ごうとする為につく嘘

仕事で自分のミスのなのに、「全く心当たりがありません」と言ったり、別の人に擦り付ける形で嘘をつく。

自分に自信が無い・他人を信頼できない方に多く見られる。

自分を大きく見せるための嘘

現実よりも自分を良く見せようとして、注目や承認などを得るために自分の能力、成し遂げたものを自慢する嘘

本当は利益が少し出ただけなのに、莫大な利益を生んだかのように誇張するなどがこれに当たります。

プライドが高い人や自分に自信がない人に多く見られます。

守る為の嘘

ある人を守るために全く違ったことを言って守るための嘘。

ドラマなどでよく見る、容疑者をかばって「自分がやりました」と言ってかばうような嘘がこれに当たります。

過保護な方、仲間意識を非常に強く持つ方に多いです。

利己的な嘘

お金等物質的な利益を得ようとしてつく嘘

オレオレ詐欺やネット上で悪質な商品を売りつける人はこれに当たります。

道徳性・倫理性が低い方、自己中心的な考え方を持つ人に多い。

反社会的・有害な嘘

わざと人を非難して、けなしたりしてその人を傷つける嘘

SNSなどで人を非難して傷つけてしまうことを日常的に行っている人は該当するかもしれません。

自分に自信がない方、自己中心的な考え方を持つ人に多い。

嘘をつきやすい人の特徴

嘘をつきやすい人の特徴は大きく分けて二つあります。

特徴1 自分に自信がない

一つ目の理由が自分に自信が無いためです。

もっと具体的に言うと自分の存在肯定に自信を持てないためです。

自分自身が今ここに居ても良いと実感することができないので、他者の関心を得ることで安心感を得ようと嘘をついてしまうのです。

特徴2 対人信頼感が低い

二つ目の理由が対人信頼感が低いことです。

人を心から信じることができないので、嘘をつくことによって自分が傷つかないように予防線を張ったり、そもそも人とは信じるものではないと考えているので、嘘をつくことに抵抗感が少ない。

嘘をつけばつくほどに、対人信頼感が低くなっていくので、嘘をつくことが習慣化してしまう。

特徴3 責任感が欠如している

3つ目の理由が責任感が欠如している為です。

嘘をつくということは事実と異なることを相手に伝えるということです。

その結果どのようなことが起こるのかを分かりながらも、自分のことを優先させているかつ本人はそこまで考えていなかったり、嘘を嘘で固めて自己の正当化を図るケースが多いです。

こうなってしまうと自分本位なだけでなく、周囲への影響も加味しない責任感が無い・あるいは取りたくないという負のループにはまっていきます。

その結果どんどん嘘をつき責任感や自己肯定感を損なっていってしまいます。

嘘をつかなくするには?

それでは嘘をつかなくするためにはどのようにしたらよいのでしょうか?

ここでは~つの方法をご紹介します。

1 嘘をついていることを自覚して意識する

嘘をついてしまっていることを自覚することで嘘をついている状況やその時の感情を理解して、嘘をつきやすい場面を把握します

把握したら同じ場面にならない為に、自分ができる行動を1つで良いので設定します。

例えば、苦手な上司や同僚に仕事の進捗を質問をされると嘘の報告をしてしまうのであれば、質問される前にこまめに進捗報告と仕事の見通しを伝えるようにすることで、嘘の報告をしなくなるようになる。

嘘をつくことに自覚を持ち、嘘をついてしまう状況を理解して、その状況にしないように行動を設定しましょう!

2. 嘘をついてしまうシチュエーションで練習する

嘘をつきやすい状況下にあると仮定して、そこで適切な行動がとれるように練習をする

例えば1で出した上司と同僚の件で考えると、上司に進捗を訊かれた時のシチュエーションを想像して、本来伝得る必要のある言葉を口に出して練習する。

予防が最善ですが、起きてしまったときの対処法を考えておくと安心でき、嘘をついてしまう状況下でも事実のみを伝えられるようになる。

3. 嘘のメリットとデメリットを考える

実際に嘘をついてしまったときに、自分がついた嘘が今後どのような結果をもたらすのかメリットとデメリットを出して考える

例えば、仕事の進捗報告を虚偽の報告で出してしまったら・・・

メリット

その場で自尊心を保つことができる。

一時的にトラブルを回避することができる。

デメリット

嘘をつく前と後で後の方が取ることになる責任が大きくなる。

信頼関係を築けない、失う

自分だけでなく、周りの人にも被害が及ぶ

罪悪感が増える

自己否定につながる

メリットよりもデメリットの方が多くなったので、嘘をつくことは損失になります。

この様に嘘をつくメリットとデメリットを検証することで、嘘をやめるきっかけをつかむことができます。

まとめ

今回は嘘をついてしまう方に「嘘をついていることを自覚して意識する」「嘘をついてしまうシチュエーションで練習する」「嘘のメリットとデメリットを考える」の3つの方法をご紹介しました。

私たちが不幸になる原因は周りと比較をしてしまうからだと言われていますが、嘘をついてしまう原因も結局のところ、人間関係が上手く行っていない為に起こるものです。

私は自分に全く自信が持てなかったために、散々嘘を重ねてきました。

その結果、多くの友人を失い、自分を嫌いになってしまいました。

同じ失敗をしないように、ありのままの自分で生きることができるように、日頃から意識して行動しましょう!

同じ様に悩んでいる方に本記事がお役に立てれば幸いです。

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