毎日悩んで辛いあなたへ。「自分が何の為に生きるのか」
自分は何の為に生きているのかわからなくなることはないでしょうか?
成功したり・自分のやりたいことに突き進んでいる人が羨ましくて、自分もそうなりたいと思った時に立ちはだかる数々の壁を想像して、無理だと感じて自身の無力感を感じて希望を失う。
他人の視線が気になり自分の思うようにできない・意見を言うことが出来ないと辛い気持ちになる。
周囲と上手く調和が取れずに孤独になり、世界で自分だけが一人ぼっちに感じてしまう。
他にも様々な理由で生きる意味を見失ったり、不安や恐怖で何もできなくなってしまうことがあるかと思います。
今回は
自分の生きる意味が分からない
毎日が不安で何も楽しめず辛い
という方に私自身の体験を通して、皆さんに客観的に自分を見直すきっかけを作りたいと思います。
体験1 周囲から注目を浴びたい・評価されたい
私は幼少期の頃から周囲の注目や関心を独り占めしたいという思いが強く、いつも過激な表現や友達いじり、突飛な行動を起こしていました。
その中でも特に覚えているのがゲームボーイカラーのソフトにロックマンX2ソウルイレイザーというのがあるのですが、そのゲームのオープニングステージに隠しアイテムがあるよと嘘をついて皆の注意を引こうとしたのです。
一時的に私は注目を浴びることが出来ましたが、探しても見つからないことから嘘だということが段々とばれて、嘘ついたなと言われました。引っ込みがつかない私は嘘をつき続けましたが。
嘘をつくことにはリスクがあることが分かった私は人の求めていることを言ってあげたり、人を非難せず庇う八方美人をするようになりました。
誰も敵にせず、どんな人に対しても味方をする。
一見どんな方にも優しく見えますが、これを続けていると自分の意見が無くなっていきます。
本当は自分も「~と感じている」と思っていたのに、相手の意見に合わせてしまうせいで、自分の本来持っていた思考・意見が出せなくなってしまいました。
自分の意見が言えなくなった私は何をするにしても、人の意見を頼りに決めるようになり、自分のやりたいことや好きな事などもわからなくなり、生きていく意味を見失っていきました。
体験2 他責にして自分を守る
苦しいのは~のせいだなどと思って自分を守る癖があります。
幼少期の頃から家庭環境が悪かった私は毎日の不幸な日々は全部家庭環境のせいだ、そしてその原因を作っている親のせいだと思って生きてきました。
臆病な性格も、人の評価や愛情を過剰に求めてしまうのも、劣等感に苦しんでいるのも全部親が自分に適切な教育と教育環境をもたらさなかったせいだとしてきたのです。
それから大学を卒業して実際に仕事を行うようになると、責任感を求められるようになり始めて自分の考えの過ちに気づくのです。
責任感自体は人から評価されたいという思いから、かなり強く感じる方で無理をしてまで責任を果たそうとします。
けれど、責任を自分で果たせなくなった時に今までの癖がでて、他責にしてしまうというとんでもないことをするようになるのです。
当然仕事もうまくいきませんし、人としての成長もない、ただただ自尊心を傷つけ、周囲の人に迷惑をかけるようになりました。
そして、仕事から逃げたくなり、別の職種に行きますが、社会人として・人として未成熟な私は職務についていけず、体調を壊してしまうのです。
体験3 理想だけで中身が無い
夢の一つに声優になりたいというのがありました。
幼いころから声が良いねとか、良く通る声だねとか褒められることが多くて、アニメも好きということがあり、ある時期から声優になりたいなという気持ちが芽生えるようになります。
しかし、私は演技をしたこともなければ、その為に努力をしてきたわけでもありません。
私が夢を語ると周囲の人は笑います。
声優を目指すならどうしてここにいるのかと問われると何も言えませんでした。
でも、きっといつか必ずと口にしていました。
大学時代に私は産業カウンセラーを目指していました。
自分の幼少期から今に至るまでの家庭環境による精神的な不安定さからくる、苦しみや不安を解消して、同じように苦しむ方を救いたいと思ったのです。
少し遅れて産業カウンセラーを目指した私は後れを取り戻すために必要以上に単位を取って、産業カウンセラー資格試験を受けることが出来るようになりました。
結果は残念ながら落ちてしまいました。
この時ふと頭に浮かんだのが、産業カウンセラー養成講座でのカウンセリング実習でした。
私は人前で自分の悩みを話すことが出来ず、作り話でカウンセリング実習を行っていました。
自分の心の課題に向き合えない癖にカウンセラー何て無理だと思い、ここでもあっさりと諦めました。
仕事をしている時に過去に諦めた声優やカウンセラーになりたいなと再び思うようになりました。
勿論これまでその努力をしてきたわけではありません。
ただ、過去にしがみついて諦めきれていないだけなのです。
勿論この二つだけではありません。
他にも沢山あります。
体験4 思い込んで判断する
数々の体験を経て自尊心が欠片もなくなった私は自分を兎に角守るようになりました。
仕事をしてミスをした時に、あの人はきっと私を無能だと思っているだろう、私が居ると職務が滞り、迷惑を被るからいなくなって欲しいと思っているんじゃないか、と本気で思っていました。
ミスが出るたびに自分を非難して、周りに迷惑をかけていることに申し訳なさと失望されているということを考えていました。
仕事を退職してとある所でアルバイトで食いつないでいる時にもこれを経験しました。
その仕事は自分にとって不得意なもので、非常に多くのミスをしてしまいました。
ミスが多いからクビにされるだろうと考えた私は、そんな風に言われるのが怖くて自らアルバイトを辞めました。
その時にこれまでのお礼と粗品とを渡して挨拶をしてきたのですが、皆からもう少しだけいてくれない・辞められるのが惜しいと言われて、ショックを受けたのを覚えています。
何もかも自分を守るための思い込みでした。
思い込みのせいで、人手が必要な時に辞めてしまい、自分の生活も苦しくしてしまいました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「 周囲から注目を浴びたい・ 評価されたい」「 他責にして自分を守る 」「 理想だけで中身が無い 」「 思い込んで判断する 」という4つの私の実体験をご紹介しました。
自分を客観的に見ることが、生きる意味を見出す為には重要だと思うのですが、これってとても難しいです。
ですが人の体験を通すと自分の考え方や行動が見えてくるのではないでしょうか?
私の体験をどうすれば本人の為になる行動が取れていたのかを考えることで、それがそのままあなたの人生を変えるきっかけになると思います。
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
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