【不安を感じる方必見!】手を動かしながら自分と向き合うことで、不安を取り除く3つの方法!
皆さんは自分への無力感や失望感を感じることはありますか?
私自身自分の不甲斐なさ、甘えた考え方をするところなどに、無力感を感じることが多いです。
そんな時はに人は何をするかというと、自分のことばかり考えてしまいます。
自分のことばかり考えるようになると、これまで感じていた幸せを感じなくなり、周囲に対しても無関心になってしまいます。
バートランド・ラッセルの著書「幸福論」においても、人の不幸の最大の原因は「自分の中にこもってしまう」ことだと述べています。
では、そんな時に具体的に私たちはどうすればよいのでしょうか?
結論から言うと「手を動かしながら自分と向き合うこと」です。
無理して何かをするのではなくて、手を動かしながら自分の心と向き合うことで、余計なことを考えることなく、本心と向き合うことができます。
本記事では手を動かしながら不安と向き合う方法を3つ科学的な根拠を交えながらご紹介したいと思います。
私たちは皆、絶望や不安、不幸を感じるために生まれてきたわけではありません。
苦しいだけの人生になんてする必要はないですし、誰もが幸福になって欲しいと心から思っています。
だからこそ、不安の中で一人でずっと苦しい思考を反芻するのではなくて、手を動かして不安と向き合いましょう!
直ぐにでも何かワークをしてみたいという方はこちらの動画も良かったらどうぞ。
それでは参りましょう!
ジャーナリングをする
不安を解消する方法の1つ目はジャーナリングを実施することです。
ジャーナリングとは、「頭に思い浮かんだことをひたすら書くことで、ストレスを軽減したり、自分の感情や考えを知ることで、メンタルを安定させたり、新しい気付きを得る」方法のことです。
ジャーナリングはアメリカの社会心理学者であるジェームズ・ペネベーガーが「毎日20分間自分の感情を書いた」ところ、ストレスが軽減したという研究結果をもとに広がっていきました。
不安を強く感じていて、何も手につかないこともあるかと思いますが、ノートとペンだけを用意して、何でも良いので書き出すのです。
一度書き出してしまえば、自然と書いていくことができるので、まずはペンを握って、書くことがなくても描き始めるのです。本当に書くことがなければ、書くことがないとノートに書けばよいのです。
そして、書き始めてしまえば不安な感情や不安の原因、自分の意志を再確認したりすることができ、書き出すにつれて心がどんどん楽になっていきます。
やり方は簡単です。
ノートとペンを取り出して、手を止めることなく、ひたすら書き続けるのです。
私のお勧めはジュリア・キャメロン著「ずっとやりたかったことをやりなさい」で紹介されているモーニングページを実施することです。
毎朝ノート3ページ分手を止めることなく書くというもので、かれこれ3年は続けています。
人によって、夜やりたいという方や時間を決めてやりたいという方もいるかと思うので、自分が最も楽にできる方法で取り組むのがおすすめです。
書いている内容に正解も不正解もありません。
自分の感じることをありったけ書いていけばいいのです。
書いている内に、何度も書いてしまうフレーズや頭に想起されるイメージなどが浮かんでくると思いますので、心が落ち着いてきたら、それらを見直してみることで、不安に対してどのように向き合うのかを決める確信に繋がります。
不安に苛まれたときはお試しください。
散歩をする
不安を解消する方法の2つ目は散歩をすることです。
散歩をすることで、セロトニンを分泌する神経が活性化されて、20分~30分でその効果がピークになります。
また、太陽の光はセロトニンの分泌を促進してくれます。
セロトニンとは…
他の神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。
セロトニンが低下すると、これら2つのコントロールが不安定になりバランスを崩すことで、攻撃性が高まったり、不安やうつ・パニック症(パニック障害)などの精神症状を引き起こすといわれています。
eヘルスネットより引用
そのため、20分~30分間散歩をすることで、不安で一杯になっている頭をスッキリさせることができるのです。
散歩をあまりしたことがない方におすすめなのは、散歩をする時に音楽を聴くことです。
不安で頭が一杯の時に、散歩に行くことを選択するのはハードルが高いですが、お気に入りの音楽などを聴きながらなら、楽しく散歩をすることができます。
慣れないうちは音楽を聴きながら、不安が頭から無くなるまで足を動かしてみましょう。
創作をする
不安を解消する方法の3つ目は創作をすることです。
一つの作業に没頭することができる創作は、不安を頭からたたき出して、自然と黙々と作業をしてしまいます。
創作が不安に良いことは「アート・セラピー」の効果の中でも紹介をされています。
アートセラピーでは、「自分でも気付かなかった自分」に出会うことができます。自分の不安・哀しみ・寂しさ・喜び・楽しさなどをしっかりと把握すること(自己分析)は精神の安定にとって非常に重要で、セラピー・カウンセリングにおいて欠かすことのできない要素です。
クエスト総合研究所引用
また、それなら他の集中できる作業でも良いのではないかと感じる方もいるでしょう。
私が創作をお勧めするのは、心理的ハードルを下げることができるためです。
創作といっても、自分が作りたい・書きたい・描きたいと感じるもの・ことなんでもいいので手を動かして、作り上げることです。
創作をして、何かを作り上げることができたときに、達成感を感じることもでき、自己肯定感を高めることもできます。
この時に大切なことは、誰かに向けた創作である必要はないことです。
誰かに読んでもらうとか・見てもらうとか、そういった創作ではなく、自分が楽しみながら作ることを目的としてください。
勿論、心が落ち着いてから、人に見せたければ見せても良いですが、見せたことで、心が落ち込まないようにだけ気をつけてください。
創作がもたらす効果については以下の記事でも紹介しているので、こちらも参考にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
不安と向き合う方法を3つの方法
- ジャーナリングをする
- 散歩をする
- 創作をする
をご紹介させていただきました。
私たちの人生はたった一度だけです。
一度きりの人生を充実させるためにも、不安や無力感に苛まれて、何もしないで、苦しい今に甘んじることなく、前に進む一歩を取れるようにしていきましょう!
本記事が皆様の人生を楽しむきっかけとなれたなら幸いです。
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