自己開示ができない方へ!~素の自分をさらけ出すための3つの方法~

2021年4月26日

こんにちは。人見知りのタクヤです。

突然ですが、皆さんは普段どれだけ自分の事を周囲に伝えられていますか?

趣味の事や休日の過ごし方等自分の事を話す機会は日頃から沢山あると思います。

ですが、その時に周囲に合わせて自分の考えとは違うことを言ってしまった経験・あるいは言ってしまっていることはございませんか?

周囲から嫌われたくない、自分の考えなんて間違っていると思ってついつい周りに合わせてしまう・・・。

一見大したことに見えませんが、実はこれを続けていると自尊心・自己肯定感が低くなります

それだけでなく、無理に人に合わせているのが相手にも感じ取れるので、信頼されず・嫌われてしまう原因になったりします。

そこで、今回の記事は

・いつも周囲に合わせてしまう

・自己開示ができない

・信頼関係を築けない

という方に自己開示ができるようになる方法を3つお伝えします!

自己開示ができない理由

自己開示ができないのは

・自己肯定感が低い

・人から嫌われることを極端に恐れる

・人を心から信頼できない

と考えていることが多いです。

誰でも自分の事を話すのには勇気がいりますよね。

けれど、自己開示ができないからこそ「自己肯定感が低くなり、人から信頼されなくなる」のです。

例えば、初めて会う人が自分の事を一切話さないのに「○○さんは猫とかお好きですか?」「休日は何をしているんですか?」など一方的に訊いてきたらどうでしょうか?

良く知りもしない相手に答えたくないですよね?

けれど、「私アメリカンショートヘアーの猫を飼ってるんですけど、○○さんは猫とかお好きですか?」と言われたらどうでしょうか?

「この人はアメリカンショートヘアーが好きだから訊いてきたんだ」と腑に落ちますよね。

「自分の事を伝えて合わなかったらどうしよう?」とか思わずに、自分の事を相手に伝えることでお互いに信頼関係を築く一歩を踏み出せるのです。

自分の事を伝えよう

それでは実際に自分の考えを相手に伝える為にはどうすればよいのか3つご紹介します。

返報性の法則を活用する!

返報性の法則というのは・・

人から何かしらもらったとき、「お返しをしなくては申し訳ない」というような気持ちになる心理作用

の事です。

友人に車で家に送ってもらったからお礼にお茶菓子を送りたい、仕事を手伝ったもらった同僚に食事をごちそうしたい等は返報性の法則が働いている証拠ですね。

これを自己開示に置き換えてみましょう。

自分がまず相手に自己開示をします。

そうすると相手も自己開示をしたくなります。

お互いに相手を知り信頼感が生まれ、関係性を築くことができるのです。

しかし、ここで注意点があって自己開示をするときに嫌われたくないと、思ってもないことを口にしないようにしましょう。

無理して相手に合わせていることは相手に伝わっているものなので、ありのままの自分を伝えるようにしましょう!

失敗した経験・恥ずかしい経験を話す

自分が失敗した経験や恥をかいた経験を話し聴いてもらうことで、自己開示することに抵抗感がなくなってきます。

自己肯定感の低さが原因で他の人より自分は劣っていて、自分の意見は間違っていると思うとありのまま自分の考えを伝えることはできません。

それならばいっそ自分が隠しておきたいような経験談を話してしまえばよいのです。

これをすることで抵抗感がなくなるだけでなく、失敗や恥ずかしい経験をしたけどこれが自分なんだと自分を肯定できるようになるのです。

ですので、自分の失敗した経験・恥ずかしい経験を友人や家族に話してみましょう!

認知のゆがみを改善する

急になんだか難しい言葉が出てきたなと思われたかもしれません。

認知の歪みとは認知行動療法で扱う偏った認知の事で、私たちを生きづらくさせている思考・物事の捉え方の事です。

例えば自己開示をしたくないのは「全ての人から好意的に思われたい」という認知があるとします。

ですが、現実的に全ての人から好意的に思わることは難しいですよね?

ならば、その認知を「全ての人から好意的に思われる」から「全ての人から好意的に思われたら嬉しいけど、好意的に思わない人もいる」と考えられるようになると自己開示をするのに抵抗が無くなりますよね!

自分の中の認知の歪みに気づいて、それをどんな風に考えれば楽になるかを考えます。

そして、その考えを言葉に出して毎日3回呟きます。

すると自然とその考えが自分に定着して認知の歪みが改善していきます。

是非実践してみましょう!

具体的な認知を変える方法は↓の書籍に載っています。

まとめ

今回は自己開示ができない方に「返報性の法則を活用する!」「失敗した経験・恥ずかしい経験を話す」「認知のゆがみを改善する」の2つの方法をご紹介しました。

アドラー曰く「私たちの悩みは全て人間関係の悩み」と言われていることからも対人関係の悩みに対処できれば楽に生きられるようになりますよね。

私自身、自己開示をするのがすごく苦手で、周囲に合わせてしまったり、適当にはぐらかして自分の意見を言わなかったりしていました。

けれど、孤独になり自分らしく生きる為に変わりたいと本気で考えるになりました。

同じ様に悩んでいる方に本記事がお役に立てれば幸いです。

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Posted by takuya