物語を通して、人生を見つめなおす!「~物語を考えてみよう~」
物語を想像するのって好きですか?
キャラクターの成長やユニークな世界観を描いたり、考えるのは結構楽しいですよね。
私は物語を考えるのが大好きで、子供の頃絵本を描いたり、漫画を描いたりして、物語を考えたりしていました。
特に最近、自分の仕事がうまくいかなくて、辛いという時に無性に物語を描きたくなったのです。
心の中のモヤモヤを晴らすために夢中になって物語を考えてみました
すると作った物語の主人公は必ずと言っても良いほど自分を投影していたのです。
臆病で勇気がなくて、優柔不断で劣等感の塊・・・みたいな主人公ばかりを考えてしまうのです。
この主人公はまさに自分のことだと思いながら、ふと思ったのです。
物語を創造するということはもしかすると自分自身の人生の歩み方を考えているのではないかと。
気になった私はそういう研究がないか調べてみると「ナラティブ・アプローチ」というものにたどり着きました。
ナラティブ・アプローチに関しては後で説明しますが、物語を利用して悩みを解決したりすることができるのです。
そこで、今回の記事は
・毎日が苦しくて何か今を変えるきっかけが欲しい方
向けに「物語を通して自分と向きあう」という内容を私の実体験を通してご紹介したいと思います。
ナラティブ・アプローチ
ナラティブ・アプローチとは簡単に言うと語り手が語る話や物語を聴いて、そこで語られたことを通して、何らかの現象に迫ることだそうです。
例えば職場の人間関係で悩んでいる人が「仕事で失敗ばかりでみんなに迷惑しかかけていないんです。私なんて消えた方が良いと思うんです。」のように語っていき、聞き手は話の腰を折らずに語りに反省促す質問をしていきます。そうして、語り手の課題や問題点に気づかせたりする。
カウンセリングに近いようにも感じましたが、物語を創造するプロセスを通して自分の悩みや課題に気づくことができるので、これは面白い切り口で課題を解決できるのではないかと思います。
同時に私が物語を書きたいと思っているときは自分が追い詰められているときや苦しいときに多いので、点と点が繋がったような気がしました。
物語を作ってみよう
物語を通して自分自身と向き合ってみれば、自分がどうしたいのかを明確にできるのではないかと思いますので、早速物語を作ってみましょう。
物語を考えるときに、誰からみられても恥ずかしくないものを作ろうとすると中々先に進みません。
はい、私のことです。
人に見せなきゃいけないものではないので、意識しなくても大丈夫です。
どんな物語を創造しても良いのです。
自分の心に素直になって物語を想像してみましょう!
私が個人的に物語を考えるときにやっている順番があります。
1.テーマを決める(自分が作品を通して伝えたいこと)
2.主人公を考える
3.物語を考える
私は物語を考えるプロではないので、本当のやり方はよくわかりませんがこの順番で考えています。
この3つのプロセスを自分自身に置き換えてみると
1.自分が人生を通して実践したいこと
2.自分がどういう人間か(自分と正反対だと感じるなら、その真逆の人はどういう人間か)
3.どのように成長していくのか、あるいは課題と向き合っていくのか
という感じになります・・・私はなりました。
主人公が自分ぽくないなと感じたら、どのあたりが自分と違うのかを意識すると自分の気づかなかった一面に気づくことができます。
主人公は何度考えても自分ぽくなってしまいますね。
物語を考えるときに、複雑なロジックなどは必要ないですし、沢山描く必要もありません。
ただ、自分が心に浮かんだ情景を描くだけでよいのです。
上手に書こうとせず、ありのまま自分の思うままに物語を綴ってみましょう。
それでも、しっかりとした物語を作りたいという方は書籍などを参考にしてみてください。
物語を観察してみよう
物語を考えてみたら、自分が描いた物語を観察してみましょう。
字が間違っているとか、表現が拙いとかそういったことには目を向けなくて大丈夫です。
そこでは自分が物語のテーマを実現するためにどのように奮闘するのでしょうか?
最終的に主人公はどんなふうに成長を遂げるのでしょうか?
その物語を読み返してみて、どんなふうに感じたでしょうか?
面白いと感じたとしたら、それは何が面白かったのでしょうか?
悲しいと感じたとしたら、それは何が悲しいのでしょうか?
感じたことに目を向けて、その裏側を探ってみましょう。
自分の苦しさや後悔をなくすための一助に必ずなります。
あとがき
今回は物語を通して、自分と向き合う方法についてまとめましたが、物語を作ることそのものが非常に面白いので、興味がある方は是非自分のオリジナルストーリーを作ってみませんか?
オリジナルのストーリーを無理に公開する必要なんてありません。
自分で作って、自分で満足すればいいのです。
誰かの評価なんて気にしなくていいのです。
あなたがあなたらしく生きられることが何よりも大切なことです。
物語を作ることがあなたの人生を豊かにすることがあればうれしいですし、毎日が苦しいと思うあなたの人生の一助になれたなら幸いです。
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