自分らしくいられなくて辛い方へ。辛くなってしまう4つの理由。
自分らしく振舞えなくて、悩んだ経験はございますでしょうか?
本当の自分が出せずに、思ってもいないことを口走ったり、振舞ったりして本当の気持ちや意志が伝わらず、悔しい思いをしてしまう。
「どうして、自分らしく振舞えないんだろう?」
私も自分の気持ちや考えが出せずに、悶々とすることが今でもしょっちゅうあります。
どうして、あの時いつもの調子で話せなかったんだろうと後悔をしたり、誤解をさせてしまった、あるいは誤解をされて嫌な思いをして苦しくなります。
それと同時に「自分らしさって何だろう?」、「どうあるのが自分らしいんだっけ?」と疑問を持つようになり、自分がわからなくなることもありました。
今回はそんな私の経験をもとに、「自分らしくいられず辛い方」に自分らしさが出せない4つの理由と私が実践していることをご紹介したいと思います。
理由1 周囲の人の期待に無理に応える
周囲の期待に応えなくてはと思い、無理に頑張ろうとした経験はございませんか?
人に嫌われたくない、できない人と思われたくない等と思うと、過剰に人の期待に応えようとします。
例えば、私は転職して入社した会社で、中途ということもあり、できる所を見せなければ見捨てられると思い、仕事を任せられれば、わからないことでもどんどん引き受けて、プライベートの時間を犠牲にしても仕事をこなしていました。
相手が期待をかけてお願いしてくれたのだから、応えないと嫌われたり、評価を下げられてしまうと私自身は感じていました。
しかし、相手の立場になった時に、頼んだことを無理をして応えようとしてくれたら、申し訳なく感じたりはしないでしょうか?
周囲の期待とは自分の頭の中で考えたことなので、相手の立場になって客観的に考えてみる癖をつけることで、自分の考えすぎだと気づくことが出来ます!
また、私はよくあるのですが、周囲の期待を思い込みで作り上げて、一層自分を追い込んでしまった経験もございませんか?
誰かから頼まれたわけでもないのに、「きっとこう思っているだろう」と思い込んで、その期待に応えようとしてしまう。ですが、周囲からすれば、何かお願いしたわけでもないので、「勝手にやっているな」と感じるでしょう。
自分の感じる人の期待や考えは「思い込みであることが多い」です。相手の求めていることがわからなければ、直接聞いてみることで、余計な思い込みを無くして、自分らしく振舞えるようになっていきます。
理由2 自分に自信がない
自分に自信がないと、相手に合わせてしまい、自分らしく振舞うことが出来なくなります。
例えば、同僚と話をしている時に、同僚から意見を求められたけど、自信がないので同僚に合わせた意見を言うことで、その場を乗り切る。それが癖になってしまい、自分の意見が言えなくなっていき、更に自信を無くしていくのです。
私自身もそうで、頭の中には考えがしっかりとあるのに、自信がなくて意見を合わせていたら、同僚から「少しは自分の意見を考えたら?」と言われて、落ち込むことがありました。
そんな状態を改善するために、私が実践している自信をつける方法は「自分を受け入れること」です。
自分を受け入れることと、自信を持つことに何のつながりがあるのだろうと思いますよね?
自信がなく、相手に合わせてしまう自分を受け入れることで、そんな自分でも良いのだと思えるようになる。自分を受け入れるとは仕方ないと諦めで受け入れるのではなく、受け入れがたい自分も含めたありのままの自分を受け止めるということです。
自信がない自分を受け入れることが出来れば、どんな自分でも受け入れる勇気が生まれます。それが自信につながるのです。
自分を否定した時のことを考えてみて下さい。すごく悲しくて、悔しくて、自分のことを嫌いになってしまいますよね。
嫌いな自分に自信を持つのは難しいので、自分を否定してしまうと、どんどん自信を無くしてしまうのです。
自分らしく振舞えなくても、「これが今の私だから」と受け止めて、少しずつ自信を持てるようになりましょう。
理由3 無理に自分らしく振舞う
常に自分らしくありたいと思い、意識しすぎて、かえって自分らしく振舞うことが出来なくなったり、自信を無くしてしまうことがあります。
自分らしさとはありのままの自分のことで、無理に振舞うものではありません。私も勘違いしていた時期がありますが、例えば、どんな場所や状況においても、自分を変えることなく、振舞うことが良いと本気で考えていました。
しかしそれは、時と場合を考える必要があり、その場に相応しい振舞いをすることが求められているためで、自分を偽っているわけではないですよね。
私はありのままの自分とは、「全てにおいての自分」だと思うのです。
「全てにおいての自分」ってすごくわかりづらいですね。端的に言うと、あなたがどう振舞おうと、ありのままのあなたであるということです。
例え、あなたの思う「ありのままのあなた」とは違うと感じても、それすら、「ありのままのあなた」なのです。
大切なことは理由2でもお伝えした、「自分を受け入れる」ことです。
どんな自分でも自分なのだと受け入れてしまえば、無理に自分らしさを求めようと考えることもなくなり、穏やかに過ごすことが出来ます。
理由4 自分らしさを言い訳にしてしまう
自分らしく振舞えないことを言い訳にしてしまった経験はありますか?
私は、口にこそ出さないですが、「いつもの自分なら」と言い訳を考えてしまいます。
例えば、今日は仕事の成果が出せなかったけど、いつもの自分なら成果が出せたのにな・・・こうした言い訳をしてしまったり、考えていると、自分らしく振舞えなくなり、更には、自分らしさが出せなくて辛い、本当の理由と向き合うことが出来ません。
自分らしくいることを言い訳にしたくなるのはすごくよくわかります。
私も失敗を素直に受け止められずに、いつもの自分ならできたのにと思うことで、自尊心を保っていました。
けれど、こういったことを続けると、自分と向き合うことが出来なくなり、成長の機会も失ってしまいます。
私は言い訳をしたい気持ちが湧いたときには、心の中で、言い訳をしたい感情と思考が湧いてきたのを「また言い訳が出てきたか」と思うようにしています。感情や思考が湧き上がってくるのを抑えることはできないので、それに飲まれず客観視を続けて、言い訳をしてしまった理由を考えるようにすると、言い訳をしなくなり、ありのままの自分でいることができるようになります。
まとめ
今回は自分らしく振舞えなくて辛いのは「周囲の人の期待に無理に応える」、「自分に自信がない」、「無理に自分らしく振舞う」、「自分らしさを言い訳にしてしまう」の4つの理由でご紹介しました。
私自身すごく思い込みが激しくて、勝手に騒いで・パニックになって、周りから浮いてしまって、孤独感を感じて、本当に苦しかったです。
周りの人にも迷惑をかけたなと感じますし、現在も私に手を焼いている方もいらっしゃいます(;^_^A
このままで終わりたくなくて、お世話になった人たちには恩返しをしたいですし、同じように苦しんでいる方々の力になりたい、そして何より幸せに生きれるようになりたいと心の底から思っています。
この記事を読んで皆様が幸せに過ごせる一助になれれば幸いです!
私が自分らしさを考える勉強をさせていただいた書籍です。読みやすいので、興味があれば見てみて下さい!
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