今生きづらいあなたへ。~人生を足し算で考える~

2021年10月7日

皆さんは生きづらさを感じることがあるでしょうか?

何をやっても物足りなさや虚しさを感じたり、自分が何をしたいのかわからなくて生きる目的を失ったり、日常生活が上手くいっていなかったりと様々な場面で生きづらさを感じることがあるかと思います。

しかし、生きづらさを感じるというのは常日頃から悩みや苦悩に苛まれているからこそ、感じるものだと思います。

私自身幼少期から生きづらさを感じて生きてきました。

集団に溶け込むことが出来ずに孤立しやすく、かと言って無理に溶け込もうとすれば自分を押し殺さなくてはならずに辛くて、また、自分が何をしたいのか、何をしている時に楽しいのかもわからなくなり、生きているということに苦痛以外の気持ちを感じられなくなることがありました。

そんな時にある考え方を思いついてから、気持ちが楽になり、人生に前向きに向き合っていこうと思うことが出来るようになりました。

それは・・・「人生を足し算で考える」ことです。

人生を足し算で考えるとは・・・

人生を足し算で考えると聞いても今一ピンとこないですよね。

これだけ聞くと楽しいこととか努力を積み立てていけってことでしょと捉える方もいらっしゃるかと思います。

私達が生きづらさを感じるときというのは「こんなはずじゃなかった」とか「どうしてこうなるんだろう」という思い等から生じることがほとんどです。

それはある理想の状態があって、そこから引き算をしていく考え方です。

例えば、仕事でミスをした時に、「私はいつも失敗ばかりしかしていない」とか「自分は本当にダメだな」と思ってしまう時、これは理想の状態が【仕事を完璧にこなしている】で且つ、理想の状態がデフォルトの状態なのです。

つまり、簡単に言うと仕事をこなしている状態が100点で、ミスをする度に10点減点していくような考え方です。

このように考えると自分の失敗や足りないものに目がいくばかりか、仕事をしていても、出来て当たり前・今日もできなかったという二つの評価しか自分に下すことが出来ません。

何故なら、出来て当たり前という理想の状態から引き算するので、仕事で上手くいっても、出来て当然なので点数が足されることはありません。

これを大きく人生という意味に置き換えると、「理想の人生」があり、そこから日々自分が理想とかけ離れた行動をとることに対して、「これができなかった、あれを失敗した」とマイナスを積み重ねていくということです。

そうではなくて、「今日は~ができた」とか「~が嬉しかった」と自分ができたことや感動したことで毎日にプラスをしていく考え方をすると人生が一変して楽しいものに変わります

例えば、「今日は仕事でお客様に褒められた」、「ミスをして怒られてムッとしたけど、次同じミスをしないようにと反省することが出来た」と出来たことにフォーカスをするのです。

また、仕事のミスなどをできなかったこととして捉えるのではなく、「やりたかったこと」として捉えるとやりたかったけど、できなかった。

明日また頑張ろうと思うことが出来ます。

できなかったとマイナスをして生きていると、どうしてこんなこともできなかったのかとなってしまい、苦しくなってしまいます。

是非明日から「人生を足し算で考える」ようにしてみて下さい。

直ぐにとはいきませんが、徐々に気持ちが楽になって、色んな事に興味を持てるようになると思います。

こちらの記事もよろしければ参考にして下さい。

https://ty-service.net/2021/03/14/ninti_kodou_book/

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