周囲の評価が気になり、創作に踏み出せない方へ ~他者の目に左右されない3つの方法~

皆様は自分が作ったものを公開するときに不安になるといったことはないでしょうか?

また、作る前から誰かに見せることを意識して、不安になったりした経験はいかがでしょうか?

創作をすることは楽しい行為の筈なのに、第三者の目に触れることを意識した瞬間に、不安になったり、つまらなくなってしまうことがあります。

では、何が原因なのかというと、他人の評価という「自分ではコントロールすることができないこと」に重点を置いてしまっている為です。

これでは、自分がいくら楽しもうと思っても、楽しむことは難しいです。

今回の記事は

・創作をしたいけれど、人に見られるのが不安でできない

・他人が作ったものと比較して、大したものは作れないと思い気が乗らない

といった方に「不安を感じることなく創作をするための方法」を3つご紹介したいと思います。

ジュリア・キャメロン著の「ずっとやりたかったことをやりなさい」という書籍では、様々な障害の中でも、自分のやりたいことをやるための、考え方・実践的行動がワーク形式で学ぶことができるので、こちらも是非ご一読いただけると、一歩進む勇気を得られるかと思います。

1.目的を思い出す

1つ目は自分が創作をしようと思った「目的を思い出す」ことです。

創作をしたいと思ったきっかけは人それぞれあり、目的も人それぞれあると思います。

以前から物語を作ってみたかった、youtubeを見て人を楽しませるコンテンツを作りたいと思った、個人でアニメーションを作れることを知ってやってみたいと思った…などなど、十人十色の理由があると思います。

自分がどうして、創作をしたいと感じたのか、その理由の中に、人に見せたいからという理由がなければ、気にする必要はありませんよね。

また、人から認められたいからや有名になりたいなどは「自分ではコントロールできない目的」なので、追い求めて行っても苦しくなるだけです。

もしも、自分ではコントロールできない目的だけで行動しようとしているのであれば、他にもっとやりたいことがあるかもしれません

その場合はジャーナリングなどを使って、自分の本心と向き合ってみると、今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。

大切なことは「自分が心から望んでいること」は何かを知り、「自分でコントロール」ができることかできないことかを知り、できない場合は「自分でコントロールできることは何か」を考えて、実践することです。

2.人に見せずに作ることを楽しむ

2つ目は「人に見せないで作ることを楽しもう」です。

第三者に見られることで思い悩むくらいならば、そもそも見せる必要なんてありません

作り終わった後に見せて感想をもらいたいと思うのであれば、身近な家族や友人に見てもらいましょう。

人に見せないと思ったときに、心がもやもやするのであれば、それは「他者からの承認を求めている」のかもしれません。

承認を求めることは悪いことではありませんが、決して満たされることもありません。

自分が楽しんで作り、その結果として人にも喜びを与えれたら一番良いですよね。

大切なことは「自分が楽しむこと」です。

自分が心から楽しめるように、人に見せる必要なんてないことを心に置いておきましょう。

3.一日の終わりにその日の出来事を振り返ってみる

最後3つ目は「一日の出来事を振り返る」です。

一見全然関係がないように見えますが、今の自分の状態を把握できると解決策が見えてくることがあります。

人に見せることが不安ということは俯瞰して考えてみると、自己肯定ができないから承認が欲しくなる…つまり、自尊心が損なわれているからこそ、人から認められたいと思ってしまうということもあります。

1日の終わりに、その日あったことを振り返ってみることで、自分がどんなことを感じたのかをよく理解できるようになります。

振り返りの時に大切なのが、「出来事からどんな感情が生まれたのか」を思い出すこと。

不快な感情もしっかりと思い出すことができれば、その出来事の中で自分ができることを考えてみましょう。

一つ一つ悩みの種を解決していくことで、自尊心を取り戻して、本来の創作の楽しさに目を向けることができるようになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

不安を感じることなく創作をするための方法」…

目的を思い出す

人に見せないで作ることを楽しもう

一日の出来事を振り返る」の3つをご紹介させていただきました。

私たちの時間は長いようでいて、その実様々なことに注意を取られて、本当に大切なことを見失ってしまいがちです。

大切なことは自分の人生を悔いなく過ごすことだと思います。

私たち一人一人が自分の人生を悔いなく過ごすことによって、自分を満たして、周りを満たすことにもつながると私は考えています。

自分が充足すれば、その感情が周囲に伝わり、どんどんその影響が広がっていきます。

人生は永遠に続くようで、ついつい大切なことを先延ばしにしてしまいがちですが、人生の最期は誰にでもやってきます。

その最期に自分が心の底から生きていて良かったと思える人生を過ごせることを私自身も願っていますし、この記事を読んでくださった方がそうであるととても嬉しいです。

本記事が皆様の人生を充実させるきっかけとなれたなら幸いです。

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