仕事を辞めるか悩んでいる方必見!仕事を辞めるか迷った時にやっておきたいこと4選!
会社で仕事をしていると人間関係のもつれや、残業が多いことなど様々な理由で会社を辞めるか迷うことがありますよね。
特に今は働き方改革で、リモートワーク・在宅ワークなどの新しい働き方が出てきました。働き方を変えたいと考えて、退職を考えている方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、ずっと悩みを抱えていると、ただいたずらに時が流れて、悩み苦しむことになってしまいます。早期に解決して毎日生き生きと過ごしたいですよね。
今回は「会社を辞めるか迷っている方」に、私が実際に行った迷いから抜け出す方法4つをご紹介したいと思います。
1 辞めたい理由を整理して、本当の理由を知る
仕事を辞めたいと一口に言っても、人間関係がうまくいかずに辞めたい、仕事が自分に合わない、自由になりたいなど、理由は様々ですよね。
しかし、多くの場合はその理由の更に深い所に本当の辞めたい理由が眠っていて、これをはっきりと自覚して、理解する必要があるのです。
辞めたい理由がはっきり理解できていないと、例え仕事を辞めても、同じように次の職場で辞めたくなる事態に直面した際に、対処できなくなります。
例えば、私は営業をやっていた時に、営業の仕事は自由でやりがいもあるけれど、何か自分に合わない気がして、以前から興味のあったプログラミングでアプリの開発をやりたいと思ってIT系の企業に転職しました。しかし、IT企業で勤める事半年と少しの時に、体調を崩して休職しました。。というのも、私は周りに人がいる中で仕事をすると、周囲が気になって全く仕事ができなかったのです。営業の時は個人で活動していたので、気が付きませんでした。結局10か月ほどで仕事を辞めて、現在のフリーの活動にしました。私は自分の裁量で、自由にクリエイティブな仕事をしたかったのだと体調を崩した時に考えて、ようやく気が付きました。
しかしながら、考えても本当の理由にたどり着けないという方もいらっしゃると思います。または、時間を掛けて悩む余裕なんてないと思う方もいるかもしれません。
そこで、辞めたい理由を短時間で深く考察する為の方法を2つピックアップしました。
悩みを「何故」と問いながら5回深堀する
こちらはトヨタ生産方式で有名な「なぜなぜ分析」です。問題の再発生をさせないために用いられる方法で、仕事を辞めたい理由でこれを実施すると本当の理由が見えてきます。
やり方は簡単で、解決したい事象を言って、次にその理由を言います。それを5回繰り返すという単純なものです。
例としては
「仕事を辞めたい」→何故→「通勤に時間が取られるのが嫌だから」
「通勤に時間が取られるのが嫌」→何故→「朝の時間をゆっくり過ごしたいから」
「朝の時間をゆっくり過ごす」→何故→「せかせかした生活が嫌だから」
「せかせかした生活が嫌」→何故→「時間にゆとりが欲しいから」
「時間にゆとりが欲しい」→何故→「自分の自由な時間が欲しいから」
最初は「通勤に時間が取られるのが嫌」でしたが、「自分の自由な時間が欲しい」になりましたよね。
このように、5回繰り返すことで、心の奥底にある本当の理由を知ることができます。
表面的に出ている理由は人の目を気にしたり、恥ずかしいので当たり障りないものに置き換えられているので、本当の辞めたい理由を見つけましょう。
人に悩みを聴いてもらう
誰かに話をすることで、話をしているうちに自分の気持ちに気づいたり、隠れていた本当の理由が浮き彫りになったりします。
ここで大切なのは、人に「相談」をするのではなく、「聴いて」もらうことです。
自分の悩みを黙って聴いてくれる人に、自分の考えを伝えることが重要で、話をしている内に考えが纏まったり、気づいていなかった自分の本心に気づくことができます。
例えば、相談というのは話を聞いてもらうだけでなく、人に意見を求めることですが、自分の望みは自分が一番よく知っています。聞いてもらっている相手に自分の考えを肯定してくれるのを待っていても、そこで得られる安心感は一時的なものです。絶対の正解がない以上自分の求める所に従うのが大切です。
しかし、聴いてくれる人が身近にいないという方もいらっしゃるでしょう。そういう時には自分の悩みを声に出して、まるで誰かに言い聞かせるようにしてみると、声に出しているうちに考えがまとまったり、気持ちがすっきりします。
ですので、気心の知れた人に「ただ聴いて欲しい」とお願いをして、聴いてもらい悩みの解決の糸口を見つけましょう。聴いてもらった方は逆に相手が同じようにお願いをしてきたときには応えてあげましょう!
2 仕事を辞めて悩みを解決できるか
仕事を辞めたい理由がわかったら、その理由が仕事を辞めることで解決できるのかを考えます。
例えば、辞めたい理由が「給料がもっと欲しい」の場合、副業を始めるなど、他のことで解決できる場合もありますよね。
あるいは、「一切人に関わりたくない」というのが理由であったとしたら、それは今の仕事を辞めることで、解決できる問題ではなく、別の問題になります。
私の場合は一人で働けて、仕事場所を選ばずに働きたいというのが理由だったので、辞める必要があって辞めました。
ですので、今の仕事を辞めることで、現在の悩みを解決できるのかは必ず答えを出すようにしましょう!
3 辞める以外の解決策はないのか
先ほどもお話しましたが、仕事を辞めても解決できない問題もあれば、仕事を辞めずとも解決できることもあります。
例えば、現在の仕事があっていないと感じて辞めたいと思っているとしたら、他の部署に移って別の仕事をやってみる、あるいは、仕事の中の役割を変えてもらって別の視点から今の仕事を捉え直すと辞めることなく、悩みを解決できる可能性も十分ありますよね。
仕事を新しく探すのは容易なことでないので、安易に辞めることを考えないで、他に手立てがないのかを模索してみましょう。
仕事上の悩みは自分だけでは解決できないこともあるので、上司や同僚、産業医の方に相談をするのも良いと思います。
案外、相談をしたらいい解決策が浮かんだり、考えすぎだったということもあります!
自分の悩みを解消する方法が他にないのか考えた上で、辞める・辞めないの判断をすることが大切です。
4 仕事を辞めても生活ができるか
仕事を辞めた時のことを考えて、その先の生活については当然考えておく必要があります。
仕事を辞めた後の生活で考えておくべき2つがあるので、是非押さえておきましょう。
次の仕事
今の仕事を辞める前に次の仕事については考えておいた方が仕事を辞めやすいです。
正社員でも、アルバイトでも、フリーランスでも、何でもいいので、働き口がないと生きていくことができないので、絶対にこちらは探しておきましょう。
ただ、大切なのは、次の仕事で同じ「悩み」に直面しないように、自分の悩みの原因を明らかにして、繰り返すことのないようにすることです。
今の仕事を続けながら、仕事を探すのが難しいようであれば、次の仕事までの空いた期間を生活するための貯蓄と相談する必要があります。
ハローワークでは新しい仕事を見つけるまでの期間に支給等を受け取れる可能性があります。
↓以下の記事を参考にしてください。
家族のこと
家族がいらっしゃる方ならば、当然ですが、家族の方としっかりと話し合っておく必要があります。
特に、仕事を辞めた後どうするのかについて具体的に考えた上で話をしないと、納得してもらうことは難しいです。
理由は勿論当事者のあなただけでなく、家族の方全員に影響が出るためです。
例えば、次の仕事の目処が付いていても、収入が現在よりも減少する場合の生活費をどうするのかという問題も出てきますよね。
ですので、家族の方とは理解を得られるまで話し合いをしておきましょう。
ここで大切なことは家族のことを考えるあまり、自分の気持ちを抑えることはしないことです。
家族の方を思うあまり、自分を犠牲にしようとされる方がいらっしゃいますが、それは誰も幸せになることはできません。
例えば、自分の好きな人やパートナーが夢や目標を持っていたら、応援したくなりますよね。その方の夢が叶ったら我がことのように嬉しいですから。
逆に、自分の為にそれらを諦めてしまったら申し訳なさを感じてしまいますよね。
なので、家族だからと言って、遠慮をする必要はなく、あなたらしく生きられることが家族の幸せにもつながっていくのです。
一人暮らしの方も、ご両親に伝えておくことで、何かあった時に援助してもらえたり、アドバイスをもらうこともできるので、伝えておくことをお勧めします。
まとめ
仕事を辞めるか迷った時は「辞めたい理由を整理して、本当の理由を知る」、「仕事を辞めて悩みを解決できるか」、「辞める以外の解決策はないのか」、「仕事を辞めても生活ができるか」是非この4つを良く考えて見て下さい。
どちらを決断しても、後悔というのは絶対にあります。
私も前職の仕事を辞めるときに2か月間悩みました。悩んでいた2か月間はとても苦しくて、人生においてのどん底の時期だったのではないかと今思います。
悩みぬいた末に私は仕事を辞めて、やりたかったことに挑戦することにしました。私の望みは自由に一日のスケジュールを立てて、働く場所に囚われないことでした。望みを叶える為にはやらなくてはならないことも多く、大変ですが、望んだことが出来ていることが嬉しくて、頑張ることが出来ています。
私は現在知人から仕事をもらったり、クラウド上でお仕事をもらいながら、のんびりブログを書いて生計を立てています。
「人生は一度」しかないので、「あなたらしく生きられる」選択をする手助けになれたなら幸いです。
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