退職を考えている方・これから退職する方要チェック！退職後にすぐ行って欲しい５つのこと！
今という時代は一つの会社にずっと勤め続けるのではなく、色んな会社に転職を重ねたり、個人で働く等、働き方が変わってきています。
そんな現代において、退職というのは多くの方が体験する機会があるのではないでしょうか？
しかし、退職をした後には様々な手続きが我々を待ち受けています。
今回は「退職後に何をしなければいいのかわからないという方」の為に、退職後直ぐに行ったほうがいいこと５つをご紹介したいと思います。
1 健康保険の切り替え
会社を退職後は健康保険を切り替える、あるいは継続する手続きが必要になります。
健康保険は以下の2つから選ぶことができます。
任意継続保険
任意継続保険は会社を退職後も、個人で２年間という期限はありますが、保険を継続することができます。
保険の施設優待等を今後も引き続き受けたいという方は直ぐに手続きを行ってください。
また、国民健康保険よりも安くなることがありますので、期間までにどちらが有益化を判断する材料にすると良いでしょう。
保険料に関しては退職時の※標準報酬月額をもとに設定され、原則期限喪失までの２年間は金額が変わることはありません。
注意点として、資格失効日から20日以内に手続きを行わないといけません。
手続き上わからないことなどがあれば、辞める前後に会社の方に訊いておきましょう。
※４～６月の３か月の給与の総支給額の平均で決まる。
国民健康保険
任意継続保険よりも短く資格失効日から14日以内に市区町村の健康保険窓口で手続きをする必要があります。
保険料は窓口で確認することができます。
良く勘違いをされている方が多いのですが、社会保険を喪失したからと言って、自動で国民健康保険に切り替わるわけではないので、絶対に忘れないように気を付けてください。
万が一保険の切り替えが間に合わなかった場合には速やかに市区町村の健康保険窓口で相談してください。
保険証がないと病院にかかった際に全額負担を行わなければならなくなってしまいます。
2 年金の切り替え
保険と同様、厚生年金から、国民年金へと切り替えが必要になります。
こちらも、退職の翌日から14日以内に切り替えが必要となっているので、絶対に忘れないようにしてください。
万が一手続きに行くのが遅れてしまった場合には直ちに、市区町村の窓口に行き、相談してください。
3 雇用保険の失業給付の申請
会社を退職した時点で、以下三つの条件を満たすと申請をすることができます。
- 退職日以前の2年間に雇用保険加入期間が通算12カ月以上ある
- 労働の意志はあるが、仕事に従事できていない
- ハローワークに求職の申し込みをしている
以上3つが条件になります。
該当される方は退職後直ぐに申請を行うと良いでしょう。
また、上二つは満たしているが、ハローワークに行っていない方は次の仕事を探しがてら、申請を行うと良いでしょう。
失業給付金の申請の流れは以下のようになります。
1.ハローワークで申請を行う
申請を行うと、次のような冊子をもらいます。（画像は冊子の一面です）
2.一週間の※待機期間を経過する
※失業給付の申請期間のこと。この期間は賃金の発生する労働を行うことができない。
受給資格決定年月日が申請を行った日付で、この日から1週間を見ます。
3.ハローワークで申請を行った際に雇用保険需給の説明会の日時を指定されているはずなので、その日にハローワークに行く。
現在はcovid-19の影響もあるので、※失業給付説明会等が以前と同じように実施していないことも考えられるため、ハローワークでしっかりと説明を聞いておいたほうが良いでしょう。
※現在は失業給付説明会はcovid-19の為開催されておらず、以下のyoutubeの動画を見ることで、説明会の出席扱いとなります。
4.1週間ほど待つと支給される
退職理由により受給までの期間が変わることがあります。
退職後は何かと出費が重なるものなので、失業給付の申請条件を満たしている方は必ず申請をしましょう！
4 確定拠出年金等の移行
会社にいるときに確定拠出型年金をやっていると退職後に加入者資格を失うので、移行する必要が出てきます。
詳しくはこちらのりそな銀行の説明がわかりやすいので、ご一読ください。
また、確定拠出年金以外にも会社の取り組みで実施していたことなどに関しては早めに対応しておくと良いでしょう。
5 次の仕事への用意
次の仕事が決まっていればよいですが、次の仕事が決まっていないと探すところからのスタートになります。
雇用保険の失業給付金の受給資格がある方はハローワークを活用しながら、キャリアアドバイザーの方などと面談をして決めていくと良いでしょう。
現在はコロナ下ですから直ぐに仕事探しが難しい状況なので、正社員でなくとも、アルバイトを行いながら探したりすると良いでしょう。
また、新業種で仕事を始める為のスキル磨きの期間にしても良いですね。
個人で仕事を始める以外の方は、まずは仕事に従事できるように職安やweb求人に登録をしておきましょう。
まとめ
今回のまとめとして、退職をしたら、「健康保険の切り替え」、「年金の切り替え」、「雇用保険の失業給付の申請」、「確定拠出年金等の移行」、「次の仕事の用意」の5つは必ず行いましょう！
私も健康保険の切り替えの機関が長いと勘違いをしていて危うく期間外になるところでしたので、退職後にしなくてはいけないことは先延ばしにせず直ぐに実施しましょう。
退職をお悩みの方はこちらの記事↓も参考にしてください。
