未経験からの開発転職者が語る、未経験でも自社開発エンジニアになれるのか?

2021年1月25日

IT企業のエンジニア不足だと言われて久しいですが、そのチャンスを活かそうと、別業種から開発エンジニアになりたいと思う方もいらっしゃいますよね。

かく言う私もその一人で、新卒で入った営業をこなしながら一年間プログラミングを学習し、自社開発の会社に入社することができました

ただ、エンジニアになると決断するまでは随分悩んで、時間を浪費してしまいました。

私はオンラインスクールに通って、プログラミングのスキルを学んだのですが、受講料はかなり高額で、それでエンジニアになれなかったらどうしようと思っていました。

それに未経験だとブラック企業しか入れないという情報ばかりが目立って、挑戦する意欲を悉く挫かれてしまったのです。

ですが、思い切って挑戦してみたら想像していたよりも、自社開発企業の門は未経験にも開いていたのです。

今回はそんな私の経験から、「未経験から自社開発エンジニアになりたい方」に未経験から自社開発企業のエンジニアになれる理由を3つの点でご紹介したいと思います。

理由その1 エンジニアの需要は常に一定数あるため

エンジニアにも色んな種類がありますが、どのエンジニアの層にも一定数の需要は存在します。

なぜかと言いますと、優秀なエンジニアは有名企業やフリーでの活動をしていて、開発経験のある優秀な人材を採用しにくいというのが大きな理由です。

更に、エンジニアはキャリアのステップアップの選択肢に転職でより技術力や条件の良い会社に入社をするというのがあります。加えて、フリーランスへの転職などもあるため、未経験でも十分チャンスはあるのです。

例えば、私が入社した自社開発企業も、転職で空いた人員の確保と、将来性を見込んで、入社をさせてくれたと上司に言われました。

確かに人材の需要はあるけど、未経験の人材をわざわざ必要としていないのでは?と疑問に思う方もいるかと思います。

しかし、会社として困るのが、雇ったエンジニアが次々に転職することです。

その点で言うと、未経験での人材の確保は一から育てるという意味合いもあり、長く会社にいてくれる可能性が高く、将来性を見据えて採用してくれる企業が少なくないのです。

理由2 開発スキルは個人で伸ばせる

開発スキルはオンラインスクールや無料の学習サイトなどを利用することで、伸ばすことができるので、未経験でもある程度の能力を自分で身に付けることができます。

私はcodecampのcodecampGATEという4か月で未経験からエンジニアに転職をするプログラムを実践しました。

理由はある程度のスキル学習をどのように進めればよいのか知りたかったのと、企業側に学習意欲を示すためには必要だと考えた為です。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

https://ty-service.net/2021/01/31/code_camp/

短期間で学習したスキル程度では転職するなんて無理じゃないのか?と聞かれますが、そんなことはありません。

確かに、先ほど述べたように短期間の学習だけでいきなり開発の仕事を任せてもらえるのは難しいです。

前提として、私たちは専門職になるわけですから、常に仕事以外でも学習をしてスキルを積み立てる必要があります

なので、本当に必要なのはきちんとした学習の仕方と学習を継続できるかどうかなのです。

未経験でも学習の方法や、継続してスキルを向上させる習慣と意欲、それを証明する作品やオンラインスクールで作ったポートフォリオがあれば採用の機会は十分あります。

codecampGATEの詳細が知りたい方はこちら→

理由3 他業界での経験・知識が活かせる

他の業界で得た知識や経験がプラスになることは多くあります。

私は当時前職が営業であったので、お客様とのコミュニケーションには慣れていたこともあり、会社からSE(システム・エンジニア)としても、今後キャリアを積んでほしいと、入社して1カ月半というかなり早い段階で開発業務とSEの仕事の一部を任せてもらいました

また、先輩社員よりも多く、お客様の企業に行って話をする機会もいただくことができ、人脈が広げることができました。

他の例で言うと、お客様先が自分の勤めていた会社の業界で、裏事情などを知っていれば、お客様にこちらから開発の提案をすることができます。

その結果、そのお客様とのやり取りを任せてもらったりすることもあります。

現に私の先輩社員はそれで任せてもらったケースがあると話してくれました。

また、IT業界にはSEの様に、お客様とコミュニケーションを取って、プロジェクトをまとめていくような方が少ないので、他業種でそういった経験があれば、重宝されます。

自分では生かせなスキルだと思っていても、周囲では求められていることがあるので、前職のスキルは必ずどこかで生かすことができることは忘れないでおきましょう!

まとめ

今回は未経験から自社開発エンジニアになることができる「エンジニアの需要は常に一定数あるため」、「開発スキルは個人で伸ばせる」、「他業界での経験・知識が活かせる」3つの理由をお伝えしました。

私自身も仕事をしながらオンラインスクールに通い、更には転職活動もしていたので、当時は本当に大変でした。

けれど、自分のやりたいことだからとあきらめずに最後までやり抜きました。

最終的に10数社内定をいただきました。内自社開発は3社でした。

未経験からエンジニアになるのは簡単ですが、理想のキャリアを築くのはとても大変です。

未経験からエンジニアになると決めた方は是非最後まで諦めずに挑戦してください

そして、最後に覚えておいてほしいのが、未経験で自社開発エンジニアになる上で最も重要なことは正しい学習の仕方を学ぶこと、継続したスキル向上に努めることです。

ただ、個人での学習は継続が難しかったり、何から手をつければいいのかがわからないので、私はオンラインスクールでの学習がお勧めします。

個人で学習を進める場合は一緒にやる仲間やわからないことを相談できる人を見つけるとスムーズに学習できますので、参考にしてください!

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