生きづらくて毎日が辛い方へ。人生ががらりと変わる「認知行動療法」とお勧め書籍の紹介~
社会に溶け込めなくて辛い、仕事が上手くできなくて辛いと言ったことは誰しもが一度は感じる悩みですよね?
大抵の場合は何か対処法を行えば解決します。
例えば仕事で指示を忘れてしまう人は「必ずメモを取って、デスクの目立つところに貼る」等いくつか工夫をすれば改善することが多いです。
しかし、中には対処法が思いつくけど実行できない、そもそも頭が一杯一杯で何も考えられない、直前で頭が真っ白になってしまう等、中々改善に結びつかない方もいらっしゃいます。
今回は
・私はだめな人間だと思っている
・なんだか毎日生きづらくて息が詰まる
・思考で頭が一杯で何も手につかない
といった方に「認知行動療法」についてご紹介し、認知行動療法を実践的に使えるようになっている書籍を1冊ご紹介します。
認知行動療法って?
最初に認知行動療法について簡単にご紹介します。
認知行動療法は「認知(ものの見方や捉え方)」に働きかけて、心を楽にしていく心理療法のことです。
例として仕事でミスをして、上司に怒られたとします。
家に帰って怒られたことを思い出して、「上司が私のミスを皆で共有して、今頃私のことを蔑んでいるだろうな」と思い、自分への失望と会社の皆に申し訳なく思う気持ちと、会社に行きたくない気持ちが湧いてきます。
「自分が悪いんだ、いなくなればいいんだ」等と自分を追い込む思考が頭の中に湧いてきたりします。
しかし、大切なのは、自分を非難することではなく、「考え・思考」を変えていくことです。
考え・思考を変えることで、気持ちが楽になりストレスを感じにくくなるのです。
それを目指すのが「認知行動療法」です。
認知行動療法は心理療法なので、精神科やカウンセリング、コーチング、実用書などでも用いられていますね。
認知行動療法は認知と行動療法に焦点を当てて、改善していく手法ですが、直ぐに簡単に改善ができるわけではありません。
しかし、実践すれば一歩一歩、これまでずっと苦しかったことが「すっと楽になる」のでお勧めの心理療法の一つです。
もっと詳しく知りたい方はこちらのリンクからどうぞ。
認知行動療法を紹介している「書籍」
認知行動療法がどんなものかわかったところで、認知行動療法を用いた書籍を1冊ご紹介したいと思います。
今日から使える認知行動療法~「思考のクセ」に気づけば心はスッと軽くなる~
ナツメ社から出ている「今日から使える認知行動療法【思考のクセ】にきづけば、心はスッと軽くなる」という本です。
臨床心理士の福井さんと医療法人の理事長を務めている貝谷さんが監修をしているこの本は漫画形式で内容が進むので非常にとっつきやすくて読み易いです。
更に解説パートだとイラストを用いて視覚的に理解が出来て、横で詳しく解説を入れてくれているので、読んでいて詰まるところが無く、読書が苦手な方でもすらすら読めます。
更に、認知行動療法を実践するためのワークが30以上紹介されていて、単なる参考書ではなく実践的で、まさに今からできることが載っています。
今すぐにでも行動を起こしたいと思っている方は一度読んでみて下さい。
最後に・・・
私たちの生活はここ数年で大幅に変化をしていますが、私たち自身がその変化に対応しきれていないことで社会生活になじめなかったり、生きづらさを感じてしまうことが増えていると思います。
私自身非常に苦しい思いをして、今もそれが尾を引いて辛くなることがあります。
けれど、私たちの人生は今日の行動から変えていくことが出来るのです。
一度しかない人生なので、後悔をせず、生き生きと生活ができるようにしましょう!
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