【必見!】アート的で不思議なアニメーション 夜のとばりの物語の3つの魅力

皆様は普段アニメーションは見たりしますか?
アニメーションを見ていると、その世界観に没頭して、現実を忘れて楽しむことができますよね。
折角なら、アニメーションを見た後に元気になって、現実と向き合う気力が得られるような作品を見たくはありませんか?
今回は個人的にアート的な魅力の高い劇場作品「夜のとばりの物語」の魅力を3つご紹介します。
6つの魅力的な物語

夜のとばりの物語は6つの物語が収録されており、1つの物語が短いので、集中して楽しむことができます。
物語の内容も国の民話や伝承、文化をもとにしたお話となっていて、バリエーションが多く、見ていてワクワクします。
また、内容も過激なものやおどろおどろしいものなどは一切なく、どんな方でも頭を空っぽにして楽しめる内容となっているので、安心してみることができます。
DVDで視聴する場合は日本語とフランス語が存在しますが、おすすめはフランス語で見ることです。
勿論日本語で見ても面白いですが、フランス語の方が映画の雰囲気とあっているので、一度目はフランス語で見て欲しいです。
特に物語が始まる前に二人の男女が毎回「ウィー(フランス語で「はい」)」というのが、二人のモチベーションによって、トーンが変化するので、そこも意識して見てみてください。
シルエットのキャラクター

キャラクターは基本的に動物なども含めてほとんど全てがシルエットで登場します。
目や口だけははっきりと見えますが他の部分はシルエットのみで描かれています。
ここがこの作品の最大の魅力といってもいいと個人的には思っています。
シルエットで描くことにより、物語に集中することができ、キャラクターの行動やストーリーの展開などがよく理解できるのです。
また、キャラクターのデザインについて、苦手なデザインなどがある方でも、シルエットで見るキャラクターであれば、好き嫌いせずに見ることができます。
主役の二人は物語に登場する度に衣装が変わるので、シルエットも変わります。
シルエットでもキャラクターの魅力がしっかりと描写されているのが、魅力のポイントです。
シンプルに楽しめる

複雑な物語ではなく、シンプルに誰もが楽しめるようになっているので、楽しみたいとき、リラックスしたいときなど、様々な場面で楽しむことができます。
シンプル故に何度見ても飽きないうえに、話の中に教訓も入っているので、子供の頃の童話を見ているような感じで楽しめます。
仕事の終わりで疲れているときなどに、ちょっとだけ見てみると、元気を取り戻せること請け合いです。
どこか儚げな美しい音楽も世界観にマッチしていて、思わず聞き入ってしまいます。
特に「黄金の都と選ばれし者」の中で歌われる祈りの歌はこれだけのサントラが欲しいくらいです。
最後に…
映画が終わった後にクレジットを見ないで閉じてしまう方も多いと思いますが、是非最後まで見ることをお勧めします。
とある物語の謎が明かされますから…。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません